ギフト!

『君の膝はいつもそんなにガチガチなのか!』

皆さま、こんにちは。
急にビックリさせてしまいましたよね😅ごめんなさい。

これは私が学生の時、演出の先生に言われた言葉。
今でも、歌っているときはもちろん、電車やバスの中で立っている時などに不意に頭のなかに響く言葉。



この言葉を言われた状況を説明いたしますと、オペラの演習で歌っていたとき、私の体はガッッッチガチに固まっていました。
いま考えれば、そんな状態でいい声が出るわけがないのですが、若かりし頃の私はどうしたらいいか分からず、焦りと緊張でどんどん身体中の筋肉が強張っていく始末。

そんな私を見捨てず、演出の先生が大きな声で、
君は誰を演じているんだ?
普通に生きている人間じゃないのか?
君は普段の生活において、いつもそんなに身体中の筋肉をガチガチに固めているのか?
そんなに膝に力が入っていて、次に踏み出す咄嗟の一歩を出せるか?
と。


そうなのです。
私たちがオペラの中で演じているキャラクターのほとんどが(時に人間ではない場合もあるので全てとは言えない)、現代を生きている我々と変わらない身体の構造を持つ、普通の人間です。

役柄による身体の特徴、ないしは感情による筋肉の強張りや弛緩については別として、立っている時には膝に力など入っていないし、身体中の筋肉が強張っていることもない。片方の踵を上げたまま立っていることなどほぼない。

ニュートラルな、どこにでもいる人間の身体の状態を保つことができなければ、それはお客様の目には異質なものに移り、共感の対象とはなり得ない。

また、声に関してこの観点から考えると、不必要な筋肉に力が入っている必要な筋肉が正常に使えていない 、ということで、どんなに頑張ってもベストな声は生まれません。
私が歌うとき、常に自分の身体の状態に気を配り、ベストな声を出せるポジションを探っています(もちろん、バレないようにですよ!笑)



私はこの言葉を、舞台に立つ私に贈っていただいた素晴らしいギフトとして、いつも胸の中にしまっています。

私のように皆さまにも、突然頭を過る言葉や、曲を聴くと思い出す風景や誰かの表情がありますか?

幸せなものも、今はそうではないものも、全てが私たち自身を作っているひとつのパーツとして捉え、大切にして生きましょう。
いつかその大きなギフトを、どんな形であれ、大切な人に伝え、そして繋いでいくために。


オペラ《てかがみ》は、そんな作品です。
では、また😘








あまーい秋の夜!

皆さま、こんばんは!
オペラ《てかがみ》のカンパニーは岩手・秋田県へ。第1クールのメンバーが毎日、中学生たちと素晴らしい時間を築いていることでしょう。
私は第2・3クール担当なので出番はもう少しあとになります。


さて。
東京は明日、急に気温が下がるようですね。寒くなってくると何故か甘いものが恋しくなりませんか?(←君は365日いつでもでしょ?というご指摘はご容赦を♡)
そこで本日ついつい買ってしまったものがこちら。


リンツのチョコレート🍫✨

もちろん、全部いっぺんに食べたりはいたしません!
濃いめのコーヒー または ホットミルクと一緒に一粒ずつ、味わっていただこうと思います。

電車の中では咳やクシャミをしている方が結構いらっしゃいます。季節の変わり目ですので、皆さまもどうぞご自愛くださいね。
私もうがい・手洗い・鼻うがい・吸入など、万全を期して難しい季節を乗り切りたいと思います。

では、また〜😘





尽きることなき喜び、歌曲!

皆さま、こんばんは!
歌曲の無限の可能性をひしひしと、そしてしみじみと感じている、ソプラノ 倉本絵里です。


作品の美しい詩・素晴らしい音によって私のイメージはどんどん膨らむ。

そのイメージを自分にしか作ることのできないストーリーとして表出するためには、自分の声による適当な表現方法を見出す必要がある。
よってまた詩と音楽に戻ってゆく。


尽きることのない【歌曲を歌う】という苦しみと喜びに満ちたこの行為を、いつまでも楽しんでいられる歌い手になりたいと強く思う、9月最後の夜でした。

では、また😘









☆一年経ちました☆

本日、ブログ開設から一年が経ちました!
気まぐれ不定期更新にもかかわらず、沢山の方にご覧いただき、心から感謝申し上げます。

一年前にこのブログを始めたきっかけは『もっと倉本絵里を知ってもらおう』という思いでした。
しかし同時に『一年もたずにフェイドアウトかな〜』と感じてもおりましたので、本日この記事で皆さまにご挨拶できていることに、正直申しますと自分でもビックリいたしております🤣


というわけで。
次の目標をもう一年続けてみる に設定し(相変わらずユルい😅)、これまでどおりマイペースに、お伝えしたいことを書いていこうと思います。

本日はじめてこのブログを訪ねてくださった方、いつもご覧くださっている方、これからもソプラノ 倉本絵里をどうぞよろしくお願い申し上げます😘💕
 
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私と夜の女王と秋!

皆さま、こんばんは!
昨日・今日と、東京の空には入道雲がもくもくと立ち上っていました。夕暮れなどには遠雷が聞こえてきそうなその光景に、夏の戻りを感じずにはいられません。

雷、といえば私がよく演じさせていただいている《魔笛》夜の女王の登場シーン、楽譜のト書きには【雷がなる】とあるのをご存知でしょうか?
自然の大いなる力までも我がものとし、雷鳴を引き継ぐようなストリングスの音の中、夜の女王は初めてステージに姿を現わすのです。

もはや『本当に人間??』という感じですよね😅

私の女王のイメージは、
【神秘的な力を秘めた人間の女性。しかしそのパワーを自身の理性や知性によって身体の中に留めておけなくなった女性】
といったところです。

演唱場面は少ない(他の主要キャストに比べれば、)ですが、このようなキャラクターを一瞬で打ち出していかなければならないので、体力・気力ともに消費量はかなりのもの、です😵😵😵

しかし人間とはいえ、人知を超える力を駆使する女性ですから、舞台では奇抜なメイクになることが多いですね。
私の場合、自分でメイクをすることが多いので、派手で目立つ、ちょっとギョッとするような顔を作り出す(創り出す?)ためのアイテムには常にアンテナを張っております。

ここ数年のこの時期はハロウィンのパーティー用に、ド派手でキラキラぎらぎらのメイクアイテムが増えるので大助かりです 笑。買いだめして、次の出番に備えています。


いつでも、歌いに行けますよ〜♡

では、今日はこれから《てかがみ》のお稽古です。人間の28歳の女性を歌ってきます😁

ではまた〜😘