昨夜はこちらのコンサートにお邪魔しておりました、ソプラノ 倉本絵里です!

『与那城敬 バリトンリサイタル』

与那城さんは二期会をはじめ、様々なカンパニーでオペラの主要な役をたくさん演じていらっしゃいますよね。
でも今回はR. クィルターやR. ヴォーン・ウィリアムズ、そしてG. マーラーの歌曲オンリー、というなんとも贅沢なコンサートでした♫

私、ヴォーン・ウィリアムズの《旅の歌》が大大大好きなんです!
そして与那城さんの《旅の歌》を聞くのは3度目。前2回は主人がピアノを弾かせていただいたのです🎹

R. クィルターの《シェイクスピアの詩による3つの歌 作品6》も以前から好きな曲❤️私も歌ってみたいな〜、と思うものの、これは男性の歌ですから、趣味で自宅で歌うくらいしかできません。

今回もしびれました〜😆
与那城さんの歌曲へのアプローチはとっても丁寧で、言葉がしっかり届きますし、音色やダイナミクスも多彩です。
昨夜は字幕付でしたが、字幕がなくても、十二分に作品の内容や歌い手の意図が伝わる演奏でした。

特に私が素晴らしいと感じたのは、ブレスの美しさです。
ご自身の歌唱はもちろん、聴衆の浸る世界を全く邪魔しない、無駄のない、且つ表現のあるブレス。
最高✨
目指すべきものを見せて(聴かせて)頂きました。

個人的にはぜひ、G.フィンジの《花輪を捧げよう Let us garlandsbring, op.18》を与那城さんで聴きたいですね(´∀`*)

すっかり歌曲の魅力にとらわれてしまったので、今日はお家で楽譜を引っ張り出して、ひとりオール歌曲リサイタルをして遊んでみようかな♡♡♡

暖かい(暑い?)一日、みなさまにとって素敵なものでありますように!

私がオススメのB.ターフェルさんの《旅の歌》のCD ↓