2019年02月

春です!

皆さま、おはようございます!如月もあっという間に最終日、駆け足で過ぎていってしまいました(;´д`)

でもそんな忙しいなかでも少しずつ大好きな季節【春】が近づいてくるのを感じ、春の歌がついつい口から溢れてしまう毎日です。

陽の長さ、空の感じ、
気温、
花の色、
お店に並ぶ春野菜。

心を弾ませてくれるものに気づくとそれだけで嬉しくなってしまいますね。
皆さまも素敵な春を楽しんでください♫
私は今年はなんだか酷く花粉に悩まされていますが、元気に次の演奏の準備も並行して楽しみます٩( ᐛ )و
ではまた😘


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☆桃の花と大好きなスイートピーの花束。可愛らしくていい香りで衝動買い

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☆花も団子も、な私です

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☆今年も素敵な香りを運んでくれています、近所の沈丁花

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☆菫と桜の香りがする入浴剤。くまも大好きなのでこれも衝動買い 笑














☆Thanks, 4,000☆

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このゆる〜いブログも本日訪問者数4,000人を突破いたしました。
何時もご覧下さっている方も、本日初めていらしてくださった方も、今後ともこのブログを、そしてソプラノ 倉本絵里をどうぞよろしくお願い申し上げます!

今後もこれまでどおり、ゆっくりのんびりな話題 & 更新を続けてまいります(*´ω`*)








オペラ《椿姫 La traviata》鑑賞!

昨日の記事でも少し触れましたが、17日はこちらのオペラを鑑賞(勉強)してまいりました!

文京区民参加オペラ CITTADINO歌劇団 第19期生
G.ヴェルディ《椿姫 La traviata》
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前々日にホールのチケットセンターに問い合わせたところ、最後に一枚だけ残っていたB席をゲット!なんとラッキーな私でしょう♫かくして大入満員のシビックホール最上階・最後列での観劇と相成りました。

なぜこの公演を観たかったのかというと、愛もも胡さんがヴィオレッタを歌われるからです。
もも胡さんとは文化庁学校巡回公演の《てかがみ 》でダブルキャストとしてご一緒させていただきました。
ご一緒するずーっと前から、私はその美しい声・容姿、正確な歌唱技術と音域の広さに大変な憧れを持っていました。
現場に入ってからは日本語発語の美しさと明瞭さに驚かされ、さらにはそのチャーミングなキャラクターにいつもほっこりさせていただきました(^-^)

もも胡さんはモーツァルトのオペラ《魔笛》夜の女王や《後宮からの逃走》ブロンデなど、ソプラノの中でも高音と細かな音符をコロコロと転がるように歌うアジリタ歌唱の技術を必要とされる、良く言われる言い方ですと【軽めのソプラノ】です。つまり、私と同じタイプのソプラノ。
私は作品に取り組むとき、自分と似ている声の方はどのようにこの曲を歌っているだろうか、とチェックするようにしています。
ですからもも胡さんが《椿姫》ヴィオレッタに挑戦すると聞いて『これは是非勉強させていただかなくては!』と思いました。





ヴィオレッタという役は全三幕を通して殆ど歌いっぱなしのスーパーウルトラハードな役です。歌っていないときは衣装替えをしているので休まる暇がないのでは、と思います。(他にもソプラノにはそのような役が多い気がします…。ま〜大変。笑)

第一幕では有名な〈乾杯の歌〉やアリア〈不思議だわ…そは彼のひとか ~ 花から花へ〉で高度なアジリタ歌唱と高音を要求されます。
クルティザンヌ(高級娼婦)としての気品と明るさ、病気であることの儚さ・危うさ、そして青年アルフレードの純粋で熱烈な愛情に揺れ動く激情を表現します。
第二幕。恋人となったアルフレードの父・ジェルモンとの激しい対峙絶望、アルフレードとの涙の別れ、追いかけてきた彼の酷い仕打ちに耐え沈黙を貫く強さが声と演技に要求されます。
最終幕では死の床に伏しながら息も絶え絶え、アリア〈さようなら、過ぎ去った日々よ〉のなかで全てが終わってしまった、と神様に語りかけます。愛する人を待ち続けながらも希望は見出せない。どこまでも深く、叫びにも似た声の表現
そしてついにアルフレードとの再会が果たされた時には喜びのなかにあっても身が朽ちて行く不幸や恐怖、生への執念を半分狂乱したかのように歌い切らねばなりません。

お分かりでしょうか、皆さま?
一幕二幕三幕と、それぞれが全く異なる役柄のような声とキャラクターが必要で、幕を追うごとにドラマティックな声を求められます。
つまり。
アジリタが得意なだけでもダメ。
高音が出るだけでもダメ。
軽く細い声だけでもダメ。
重く太い声だけでもダメ。
その全てを持ち合わせていなければヴィオレッタという大役を歌い切る・表現することは不可能なのです。
何という試練!!!!苦笑。




興奮して長々と述べてまいりましたが。笑。
昨日のもも胡さんのヴィオレッタ、特に第三幕は圧巻のパフォーマンスでした!
軽めの声のソプラノがあんな風に表現できるとは!その素晴らしさに、チャレンジする姿に息をするのも忘れるほど、流れる涙を止めることができませんでした。(私はオペラ鑑賞では勉強モードになっていることが多いため滅多に涙が出ません)

ここまでヴィオレッタについて述べてまいりましたが、他のキャストの方々も本当に素晴らしく、感動しました。それぞれの方がしっかりとご自分の意思を持って最高の声の表現を聞かせてくださいました。
いや〜、行ってよかった!聴けて良かった!!
私はもっともっと貪欲に誠実に歌うことに向き合わねばならない、と思いました。

今日はここまで。
ではまた😘







これはご褒美!

皆さま、こんにちは!ソプラノ倉本絵里です!
来月になりますがとてもとても楽しみにしている演奏会があるのでご紹介いたします♫



東京・春・音楽祭2019
東京春祭歌曲シリーズ vol.25
ブリン・ターフェル
(フライヤー写真は公式ホームページより)
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私は彼の声と歌の大ファンなのでチケットが発売されてからすぐに購入(私にとっては大奮発)。購入した時点ではまだプログラムが発表になっていませんでした。

そして最近になってチェックしてみたら発表されていました。演奏曲目を見て狂喜乱舞!!
イギリス・ウェールズ生まれの彼らしく、珠玉の英国歌曲がてんこ盛り、加えてイベール〈4つのドン・キホーテの歌〉、シューベルト〈酒宴の歌〉、コープランドまで聞くことができるなんて!
今年度最後のご褒美、と思ってその日まで頑張りたい。踏ん張らねば。

まだチケットが残っているのか定かではありませんが気になる方は是非チェックしてみてください!オススメです(^_^)



記事を書来ながらまた興奮してきました〜♫
移動のお供の音楽はクイルターの歌曲にしよう。今日はこれからオペラを観に(勉強しに)行ってきます。
ではまた😘








バレンタインのプレゼント!

皆さま、こんばんは!きのう、2月14日はバレンタインデーでしたね。
日本ではバレンタインデーは【女性から男性へ】贈物をする日、という認識がありますが、海外では【男性から女性へ、またはお互いに】贈物をする、という習慣の方が強いようです。

私がロンドンへ留学していた時のバレンタインデーの思い出、それはスーパーの生花売場でバケツ一杯に入れられた一輪売りの真っ赤な薔薇(通常の価格よりだいぶお高め)。それが飛ぶように売れていた、というもの。

私はお花を贈るのも、いただくのもとても好きです。

昨夜のバレンタインは主人からチョコ菓子、1日遅れて今夜は私が大好きなスイートピーだけのブーケをもらいました。
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団子も大好き、大歓迎です♡
部屋が一気に春めいて幸せ。スイートピーの良い香りを暇さえあればかいでいます 笑。

春のお花はいいですね。
スイートピー、ヒヤシンス、ラナンキュラスに桃、梅、桜もうすぐ、これまた私が大好きな沈丁花が咲き始める時期。

心も体も忙しくしていても、花の美しさを愛でる心のスペースはとっておきたいものです。
ではまた😘