皆さま、こんにちは!本日の東京はぽかぽかと暖かく、花粉もふわふわ飛んでいます(⌒-⌒; )
さて、先に投稿した記事でもご案内させていただきましたが、日曜日に東京都庁で行われた【第29回 東京都平和の日記念式典・記念演奏】に出演してまいりました。
☆インターネット中継の様子
東京都交響楽団の弦楽の音とともにW.A.モーツァルトのモテット KV.165〈歌え、喜べ、祝福された魂よ Exsultate, jubilate〉を、そして会場にいらした皆さまと一緒に岡野貞一〈ふるさと〉と團伊玖磨〈花の街〉を歌いました。
〈花の街〉の作詞は江間章子さん。その詩はどことなくメルヘンのような、不思議世界観です。私のイメージだとカラフルな世界だけどすべてのものの輪郭がぼやけているような、そんな印象。
江間さんご本人がこの詩について『戦争が終わり見渡してみると街は瓦礫で埋め尽くされた焦土と化してしまっていた。そこで私は夢を描いた。花の街はわたしの幻想』と語っていらっしゃいます。
1・2番では花に彩られ爽やかな風が吹く街の情景が歌われますが3番では一転、寂しく泣いているひとの姿があらわれます。カメラのレンズがぐーっと一点に寄っていくような動きが感じられますね。
悲しみや痛みから目を背けず、しかし希望を持つことを決して諦めなかった時代のひとの心が感じられ、勇気をもらえる一曲です。
ひとの心がいつも優しく、等しく安らぎを感じられる世界を、私も微力ながら音楽を通して作っていけるひとであろう、と心に誓う良き一日となりました(^-^)
また、この日は金・橙そして締色の黒が美しい総刺繍の帯をリメイクしたドレスを着用いたしました。海外の御来賓も多くいらっしゃったので目でもお楽しみいただけたのではないかと思います♫
ではまた〜😘
☆お気に入りとなったドレスを着ての一枚〜♫