昨夕、母から連絡が来ました。『オペラのこと、新聞の夕刊に載っているよ』と。
ほうほう、前回の掲載はタイトルロール 26日 大塚博章さん/28日 三輪主恭さんのインタビュー記事で確か文化面?に掲載されていたなぁ、と思い出しながら母からのメールを見てみるとなんと!
一面にドドーン、とでした!!
(リンク:北海道新聞デジタル_有料記事ですが写真は無料で見られます!!)
私が出演する28日組の舞台稽古中に撮影した写真なので私も写真右手に写っています。

☆雪のポプラの写真(写真ACより)☆
ポプラの花言葉は『勇気』『時間』『悲哀』『敏感』だそう。
偶然?必然?
オペラ《フィガロの結婚》にはこの全てが表現されています。
北国のフィガロに登場するすべてのキャラクターが感じる(=今を生きる私たちが同じように感じる)痛みや哀しみ、時の流れの残酷さをポプラは全て見ています。
そして同時に。
その苦しみを打破する勇気と余りある愛情、命が芽吹く春を渇望し生き抜く力を、深く広く張ったその根からそこに生きる人々が踏みしめ何度でも立ち上がる大地に与えてくれているのかもしれません。
稽古中に劇場の客席から見ていてもこのポプラの木の存在感は圧倒的です。
ぜひ実物を観に劇場へいらしてください!
23年2月26日(日)/28日(火) 14時から、hitaruでポプラと共に皆様をお待ち申し上げております!!
(倉本絵里の出演日は28日です)
ではまた😘
☆おまけ☆
ポプラもいいけど、故郷の木といえば私にとっては【白樺】です。
札幌駅から大通駅への地下歩行空間(チカホ)に私のお気に入りの空間があります。それがこちら。

これが白樺なのかは定かではないのですが(誰か教えて!)、私にはそう見えます。
幹の部分には小さなタイルが付いていて、キラキラと光るんです。
この写真のアングルから右に振るとこの木の下に座って休憩できる空間があります。
チカホは人の通りが多くてザワザワガヤガヤ、キャリーケースのタイヤ音がガタゴトと絶え間なく流れている場所ですが、なぜかこの場所だけは、私には時が止まったかのように静かに見えるのです。
そしてその静寂の中、そこに憩う人たちに勝手に物語を感じてしまいます。
そういう、ちょっとオペラの一場面を見ているような感覚を与えてくれる大好きな場所。
稽古前に昂まっている(荒ぶっている?)心がスッと落ち着く場所でもあります。
チカホを通る機会があれば、ちょっと立ち止まって見てみてください!