皆さま、こんばんは!ソプラノ 倉本絵里です!

この頃は夕陽の美しさについ足を止めてしまいます。昨日は赤く、一昨日は金色だったそれは、大気が夏から秋に完全に変わったことを教えてくれているようですね。
☆一昨日の夕陽☆



さて。
今週・来週は《てかがみ》の稽古がお休みです。というわけで、休みの時こそじっくりゆっくり取り組めること = 発声の修正を重点的に行なっております。



作品の創作に取りかかったり、とりわけオペラなどの立ち稽古(演技付きの稽古)が始まると、演じるキャラクターの感情に発声が引っ張られてしまうのが、私のまだまだ未熟なところ😖

《てかがみ》で私が演じている武田亮子に与えられている音楽は私の声には少しだけ重い私の声が持っているよりもドラマティックな色や音量を必要としている)ため、どうしてもベストな発声から外れてしまいがちです。

しかし、いい演技はいい声(歌唱)からが私のモットーなので、時間が空いた時は自分のレパートリーである楽曲を使って発声の見直し・問題点の洗い出しをし、次の稽古で色々と試せるよう準備をします。
(稽古では沢山のシーンを限られた時間で仕上げなければならず、自分が試してみたいと思っている箇所を歌えるのは一度か多くて二度。準備の段階で『今日はこれを試す!聞いてもらう‼︎』と決めていかなければ、すごく勿体無いことになってしまう、と私は思っています。)

昨日は主にW.A.モーツァルトやG.F.ヘンデルの曲を使って、じっくりと丁寧に、自分の声や体と向き合う時間が取れました。ひと安心。

やるべき事は見えたので、練習はコツコツ地道に、でも披露する歌は大きなスケールで、を目指してまいります!

ではまた😘