皆さま、こんにちは!ソプラノ 倉本絵里です。本日のブログでは先日終わったディナーコンサート&初リサイタル【英米歌曲の夕べ】について、思い出や感想を何度かに分けてゆるゆると、いつものペースで綴ってみたいと思います。


まずは先日も書きましたが、英米歌曲の魅力をお客様に伝えられたことが私の一番の喜びとなりました。
そのためにも重要だった曲選び。
プログラムを構成する際に考えたことは、①歌いたい曲を歌うこと②出来るだけイギリスとアメリカの主要な歌曲の作曲家を並べること。
紹介したい美しい作品は沢山ありますが、まずは英米歌曲に馴染みのない方でもこの世界に入りやすいように、と考えました。

☆プログラム☆
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第1部がアメリカの作曲家。
『アメリカ音楽の父』とも言われ、日本語でもよく歌われる〈草競馬〉や〈故郷の人々(スワニー河)〉、〈ケンタッキーの我が家〉でお馴染みのフォスターからスタート。
そこからは、今も元気に作曲活動をなさっているローレムさんから順に時代を遡っていく形でバーンスタインバーバーコープランドと続けました。

コープランドは以前のブログでもご紹介した大好きなSimple gifts シンプルな贈り物http://soprano-kuramotoeri.blog.jp/archives/31004037.htmlI bought me a cat 私は猫を買ったの2曲を。

〈私は猫を買った〉は沢山の動物とその鳴き声を楽しむ曲です。絵の得意な祖父に小道具作成をお願いし、歌に合わせて使わせていただきました。お客様にも大変好評♫
おじいちゃん、ありがとう💕
これからもずっとずっと大切に使うね😊✨✨

☆実際の絵と祖父母の写真☆
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私の祖父は昨年米寿を迎えました。とても元気です。
私の中にある祖父は、大きくてハリのある声(私の声の大きさはこの祖父譲り、と幼い頃から言われています)と明るい笑顔、そして勉強すること・絵を描くこと・運動することを何よりも好む、素敵な男性です。あとお風呂に入ることも大好き。
祖父は今でも毎日机に向かって英語の経済書を自分で訳してみたり、散歩や畑仕事、パークゴルフを楽しんでいます。

そして特に、今回大活躍だった絵に関して。
現在はあまり書かなくなったようですが、幼い頃、私が祖父の家に遊びにいくといつも油絵の具の匂いがしていました。
2階の和室の床に新聞紙を広げて大きなキャンバス(天井まで届くような!)を置いて創作していたように思います。どこかの大きな絵画展?に入選したこともあるようです。
我が家にも祖父が書いた絵が飾られていますし(ちなみにお得意は『牛』)、祖父から毎年の年賀状は今でも彼が1枚ずつ手書きしたものです。

あぁ、祖父の話しをしていたらいつものように長くなってしまいました!!
本日はこのあたりで。
ではまた〜😘