皆さま、こんばんは!もうすぐ5月が終わります。

前回のブログまで書き続けてきた【英米歌曲の夕べ】をはじめ、5月はお仕事やコンクール、オーディション、合間を縫ってオペラの稽古と、なかなかハードなひと月となりました。

一曲一曲を丁寧に、楽譜に書いてあるこを誠実に歌うことの難しさと大切さを改めて感じるとともに、そこに生まれる発見の喜びを噛み締めることもできました。

そうして見つけた『いまの私の歌』は、お客様の前で歌ってはじめて完成するのだということも、強くつよく感じました。
やはり本番にかけてみなければ分からない自分の感情や楽曲の表情があるのですね。

お客様の前で歌うということは喜びばかりではありません。そこに至るまではまさに茨の道で、正直に申しますとシンドイ、と思うことの方が多かったです。自分の理想とする表現になかなか行き着かず、フラストレーションが溜まることもしばしば。
しかしそんな時、ちょうど良いタイミングで的確にアドバイスをくれたり、明るい会話で笑顔にさせてくれたり、私の音楽を楽しみにしているよ、と伝えてくれる人が、私には沢山いました。

私はひとりで歌っているわけではない。
いつでも歌わせてもらっている。
頂戴するあたたかな気持ちに、今できる誠実な音楽でお返しをしていきたい。

これが私の歌うモチベーションだということを確信して、新しい6月は進もうと思います。
ではまた〜😘