コンサート

オペラ《椿姫 La traviata》鑑賞!

昨日の記事でも少し触れましたが、17日はこちらのオペラを鑑賞(勉強)してまいりました!

文京区民参加オペラ CITTADINO歌劇団 第19期生
G.ヴェルディ《椿姫 La traviata》
FullSizeRender


前々日にホールのチケットセンターに問い合わせたところ、最後に一枚だけ残っていたB席をゲット!なんとラッキーな私でしょう♫かくして大入満員のシビックホール最上階・最後列での観劇と相成りました。

なぜこの公演を観たかったのかというと、愛もも胡さんがヴィオレッタを歌われるからです。
もも胡さんとは文化庁学校巡回公演の《てかがみ 》でダブルキャストとしてご一緒させていただきました。
ご一緒するずーっと前から、私はその美しい声・容姿、正確な歌唱技術と音域の広さに大変な憧れを持っていました。
現場に入ってからは日本語発語の美しさと明瞭さに驚かされ、さらにはそのチャーミングなキャラクターにいつもほっこりさせていただきました(^-^)

もも胡さんはモーツァルトのオペラ《魔笛》夜の女王や《後宮からの逃走》ブロンデなど、ソプラノの中でも高音と細かな音符をコロコロと転がるように歌うアジリタ歌唱の技術を必要とされる、良く言われる言い方ですと【軽めのソプラノ】です。つまり、私と同じタイプのソプラノ。
私は作品に取り組むとき、自分と似ている声の方はどのようにこの曲を歌っているだろうか、とチェックするようにしています。
ですからもも胡さんが《椿姫》ヴィオレッタに挑戦すると聞いて『これは是非勉強させていただかなくては!』と思いました。





ヴィオレッタという役は全三幕を通して殆ど歌いっぱなしのスーパーウルトラハードな役です。歌っていないときは衣装替えをしているので休まる暇がないのでは、と思います。(他にもソプラノにはそのような役が多い気がします…。ま〜大変。笑)

第一幕では有名な〈乾杯の歌〉やアリア〈不思議だわ…そは彼のひとか ~ 花から花へ〉で高度なアジリタ歌唱と高音を要求されます。
クルティザンヌ(高級娼婦)としての気品と明るさ、病気であることの儚さ・危うさ、そして青年アルフレードの純粋で熱烈な愛情に揺れ動く激情を表現します。
第二幕。恋人となったアルフレードの父・ジェルモンとの激しい対峙絶望、アルフレードとの涙の別れ、追いかけてきた彼の酷い仕打ちに耐え沈黙を貫く強さが声と演技に要求されます。
最終幕では死の床に伏しながら息も絶え絶え、アリア〈さようなら、過ぎ去った日々よ〉のなかで全てが終わってしまった、と神様に語りかけます。愛する人を待ち続けながらも希望は見出せない。どこまでも深く、叫びにも似た声の表現
そしてついにアルフレードとの再会が果たされた時には喜びのなかにあっても身が朽ちて行く不幸や恐怖、生への執念を半分狂乱したかのように歌い切らねばなりません。

お分かりでしょうか、皆さま?
一幕二幕三幕と、それぞれが全く異なる役柄のような声とキャラクターが必要で、幕を追うごとにドラマティックな声を求められます。
つまり。
アジリタが得意なだけでもダメ。
高音が出るだけでもダメ。
軽く細い声だけでもダメ。
重く太い声だけでもダメ。
その全てを持ち合わせていなければヴィオレッタという大役を歌い切る・表現することは不可能なのです。
何という試練!!!!苦笑。




興奮して長々と述べてまいりましたが。笑。
昨日のもも胡さんのヴィオレッタ、特に第三幕は圧巻のパフォーマンスでした!
軽めの声のソプラノがあんな風に表現できるとは!その素晴らしさに、チャレンジする姿に息をするのも忘れるほど、流れる涙を止めることができませんでした。(私はオペラ鑑賞では勉強モードになっていることが多いため滅多に涙が出ません)

ここまでヴィオレッタについて述べてまいりましたが、他のキャストの方々も本当に素晴らしく、感動しました。それぞれの方がしっかりとご自分の意思を持って最高の声の表現を聞かせてくださいました。
いや〜、行ってよかった!聴けて良かった!!
私はもっともっと貪欲に誠実に歌うことに向き合わねばならない、と思いました。

今日はここまで。
ではまた😘







これはご褒美!

皆さま、こんにちは!ソプラノ倉本絵里です!
来月になりますがとてもとても楽しみにしている演奏会があるのでご紹介いたします♫



東京・春・音楽祭2019
東京春祭歌曲シリーズ vol.25
ブリン・ターフェル
(フライヤー写真は公式ホームページより)
IMG_6516
IMG_6517

私は彼の声と歌の大ファンなのでチケットが発売されてからすぐに購入(私にとっては大奮発)。購入した時点ではまだプログラムが発表になっていませんでした。

そして最近になってチェックしてみたら発表されていました。演奏曲目を見て狂喜乱舞!!
イギリス・ウェールズ生まれの彼らしく、珠玉の英国歌曲がてんこ盛り、加えてイベール〈4つのドン・キホーテの歌〉、シューベルト〈酒宴の歌〉、コープランドまで聞くことができるなんて!
今年度最後のご褒美、と思ってその日まで頑張りたい。踏ん張らねば。

まだチケットが残っているのか定かではありませんが気になる方は是非チェックしてみてください!オススメです(^_^)



記事を書来ながらまた興奮してきました〜♫
移動のお供の音楽はクイルターの歌曲にしよう。今日はこれからオペラを観に(勉強しに)行ってきます。
ではまた😘








上質な音楽!

皆さま、おはようございます!
昨夜は新国立劇場でこちらのオペラを観て参りました。

G.ヴェルディ《ファルスタッフ》
IMG_5936

ヴェルディ最後のオペラにして最初の喜劇はお腹を抱えて転げ回るほど笑える、というよりも、『昨日も今日も明日も、良くも悪くも何も変わらないだろうな、だけどこんな風に明るくポジティブに生きていくのも悪くないな』と思わせてくれる、クスッと笑えて、お洒落で上質な音楽に溢れた作品です。(あぁ、説明が下手。)

キャストは皆もちろん素晴らしく、心豊かな時間を過ごせました。特にアリーチェ役を歌ったエヴァ・メイさんに感動!
全くぶれない体軸、何も力を入れていないような、本当にただ喋っているだけかのような美しい発声、堂々たる舞台での佇まいなど、全てが自然で余裕があってこんな風になれたら!と思うことばかりでした。

また、古巣である劇場には沢山のオペラ研修所修了生が来ていました。久しぶりの再会を喜び近況報告などもでき、こちらも大変良い刺激になりました。




本日は来週土曜日に迫った昭和音楽大学 第43回〈メサイア〉に向けて師匠にレッスンをつけていただきます。ラストスパートをかけますよ〜!
公演のチケットはまだ残席があるそうです。キリストの誕生・受難・復活を祝う、クリスマスならではの演目を劇場でお楽しみください♫
IMG_5494

ではまた😘










“知らないことがある”喜び!

皆さま、おはようございます。

昨夜はこちらのコンサートへ行ってまいりました。

FullSizeRender

FullSizeRender

近・現代イタリア歌曲についての知識が乏しい私。お恥ずかしながら昨夜演奏された全ての曲が【はじめまして】でした。

しかし、演奏される方々の言葉と音楽へのアプローチが素晴らしく、楽しみつつ勉強できました。

“知らないことがある” “新しい世界を覗く” ことに私は大きな喜びを感じます。
音楽に限らず、私の知っている(と思っている)ことは極々わずか。
ということは私の人生は喜びに溢れている、ということになります。
あらまぁ、なんて素敵なんでしょう✨✨✨

これからもこのように刺激のある演奏会を糧にしていきたいです!

ではまた😘








観劇ウィークエンド!

金曜日はレッスンデー、続いてこの週末は大好きな二作品の観劇に行ってまいりました。

土曜日は上野で〈カルミナ・ブラーナ〉
FullSizeRender

この作品はなんといっても始まりの合唱曲が有名ですよね。テレビで使われているのも良く耳にする、1音目から衝撃波が放たれる曲です。来るぞ〜、と思っていても私は少なからずビクッとしてしまいます。

この日はバレエ(クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを合わせたような踊り)が付いている上演で、耳も目も楽しみました♫
ソプラノ・テノール・バリトンのそれぞれのソロ曲は本当に難易度が高いのですが、昨日はそんなことも感じないくらいの完成度で大満足です。特にバリトンの加耒さんはお声といい、表現といい、引き込まれました。

本日は日比谷で《魔笛》を。
FullSizeRender

お恥ずかしながら日生劇場での観劇は初めて。三階の最後列(ホールの屋根に一番近い席)での観劇でした。
下の方の席がどうなのかわからないのですが、残響が少なく、音がどこか生っぽく届くな、というのが率直な感想です。その中でも台詞も歌も届く歌手の皆さん、ブラーヴィです。

本日の演出は生命力に満ち溢れる “若さの世界” と、古い考えに頑なな “老いの世界” が垣間見え、いろいろな意味で心が痛くなる箇所もありました。
同年代の方々の歌を聞いたのは久しぶりで良い刺激になりました。私も頑張らないと😆

明日は月曜日。元気いっぱい、張り切って新しい週を過ごしましょう!
ではまた〜😘