コンサート

幸福な調べに酔いしれる!

皆さま、こんにちは!
シルバーウィークは台風との戦いになりそうですね。身の安全を第一に考えて行動することにいたしましょう!


さて一昨日、木曜日の夜はこちらのコンサートへ行ってまいりました。

海野幹雄 チェロリサイタル
    10回記念スペシャルコンサート
                              〜仲間たちと共に〜

主人が仕事で度々ご一緒させていただいているチェリスト海野さんは、音楽は言わずもがな、お人柄も大変素晴らしい方で、昨夜はそんな海野さんの魅力を余すところなく感じられるコンサートでした。

意欲的で洗練されたプログラムもさることながら、彼の10回記念コンサートを祝い、そして支えるために集結した【仲間たち】の心意気と演奏は圧巻。
それは皆々さま、ソリストとしても一流の方ばかりが集まっているのですから当たり前といえばそうですが、耳に目に、そして心にまで清々しく流れ込んでくる音楽に大興奮いたしました。
信頼できる仲間と音楽する姿は、こちらまで幸せな気持ちにしてくれるものですね😆



なかでも、P.ヒンデミットヴィオラとチェロのための二重奏曲〉は懐かしさを覚えました。
と言いますのも、私が新国立劇場オペラ研修所13期を修了する時に歌ったのがヒンデミットの《カルディヤック Cardillac》(日本初演)娘役だったからです。
繊細で美しいメロディーを紡いだと思いきや、それをごまかすように現代的手法で書かれた音楽を鳴らしてしまう。
どこかシャイな感じのするヒンデミットの音楽は、演奏当事者として関わったときはなかなかカラダに馴染まず苦労しました😭
しかし聴き手としては思わず惹きつけられてしまう、魅惑の音楽。

まだ触れたことのない皆さまには是非、お勧めしたい作曲家です♫
YouTubeより ↓ 


ではまた〜😘



☆おまけ☆
コンサート前の腹ごしらえ。その名も大人のお子さまランチ😋
食いしん坊バンザイ💕








何ができるか!

さわっやっかぁなにちよう〜♫
ふりっそっそぉぐたいよう〜♫

皆さま、おはようございます🌞
秋晴れの東京の空を嬉しく見上げる、ソプラノ 倉本絵里です。
さて、今日は少し前に感じたことをお話しいたしましょう。




先月、とあるコンサートへふらっと足を運びました。第一ステージは地域の児童合唱団や学校の合唱部員らの発表で、その中の一曲に岩間芳樹 作詞・新実徳英 作曲の〈聞こえる〉がありました

皆さまはこの〈聞こえる〉という曲をご存知でしょうか?
私は中学校で合唱部に所属していましたので、当時よく聞いたり歌ったりしていました。

ウィキペディア ↓ 
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/聞こえる

Youtube ↓ 



歌詞には、
混沌とした世界の中、事実を見つめ、しかし明日を憂うのではなく、いま自分に何ができるのかを教えてください
と書かれています。

もちろん、曲も歌詞も当時から心に刺さるものでした。
しかし先日は今まで以上にハッとさせられたのです。


その理由は。
中学生だった私は『教えてください』と請う立場でした。
しかし先日の私はもう、『教えてください』と求められる立場になっていたから。

歌詞の意味を理解するのも難しいくらい幼い子どもたちが、真っ直ぐな声と瞳で歌いかけてくる。問いかけてくる。
いまの私はこの子たちに何を教えられるのか、伝えられるのか、と例えようのない気持ちが込み上げてきて、目から水分が😅

只今絶賛稽古中のオペラ《てかがみ》で私が演じている武田亮子は〔教員〕という設定で、クラスの生徒たちに何を教えられるのか、伝えられるのか、そして自分にそれができるのか、を激しく葛藤しているキャラクターです。だからなおさら、心を揺さぶられたのかもしれません。



いま私たちが生きているこの世界は、この曲が生まれた時代よりも、老若男女を問わず様々な手段で情報を得ることができます。
星の数より多く存在するであろうそれらや、それに対する意見・感想を私たち自身が見極め、取捨選択し、自分の考えを持ち、時には人と衝突しながらも生きていかなければならないでしょう。

そういった点で私は、教えるのではなく、一緒に考え悩み、許し合い認め合いながら、若い世代の方々と共に歩んで生きたいと強く思います。
私だって、人生の先輩たちにまだまだ請うことがたくさんあるのです。
世代を国を、人種を超えて共に考えることが、いまの私には必要であり、私ができることなのだと思っています。



なんだかまたもや長くなってしまいましたね。反省。
次はもう少し簡潔な記事を書きたいと思います(^_^;)

ではまた😘










妖艶かつ濃密なオペラ in 金沢!

皆さま、こんにちは!ソプラノ 倉本絵里です!束の間の夏休み、金沢滞在を楽しんでおります😆

昨夜は先日のブログでお伝えしていた通り、石川県立音楽堂の邦楽ホールにてこちらを鑑賞してまいりました。
落語・オペラ《死神》

出演者・オケ・スタッフの皆さま、ブラーヴィ‼️
歌が素晴らしいのは言うまでもありませんが、細やかでありながら自然で、しかしそれぞれのキャラクターを前面に押し出す演技と、回り舞台やせりをうまく取り入れた演出に脱帽でした。

特に、タイトルロールの沢崎恵美さん(オペラ《死神》の死神は女性として書かれています)は、妖艶かつ繊細な歌と所作が魅力的でした。




会場には作曲者の池辺晋一郎さんがいらしており、関係者の親族特権を乱用し 笑、終演後、「先生が作曲なさったオペラ《てかがみ》武田亮子役を、文化庁の学校巡回事業で過去2回、そして今年も歌わせていただきます!」とご挨拶申し上げました。
池辺さんは穏やかに、「そうですか、今日のオペラ(《死神》のこと)とは全然違ってビックリしたでしょう?」とお話しくださり、これから始まる今年の巡回事業への激励までいただきました。




たしかに、《死神》は県立音楽堂のHPにもあるように、お子様にはオススメしかねるワードに溢れた、アダルトなオペラです。本当に😅
その点では、全く異なるタイプのオペラのように感じます。
(《てかがみ》は第二次世界大戦 終戦前後〜現代を舞台に、国や人種の垣根を越えて、人々が生きていくことの希望と責任を歌いあげるオペラ)

しかし、《死神》もまた、登場人物たちの生きることへの執着、欲望や切なさなどの、実に人間らしい(死神はニンゲンではありませんが)心の動きが台本と音楽によってはっきりと示されていて、普遍的なテーマのオペラであると言えると思いました。

今回観劇が叶わなかった方には、次回の上演の際にぜひ、オススメいたします!





ということで、本日の2回目公演も鑑賞予定。昨夜の終演後、マエストロの松井慶太さんから「明日はもっと面白くなりますよ😁」と伺いましたので、楽しみに行ってまいります💃🏻🏤🎵
主人もオケ中で奮闘しておりますので、引き続き、お応援という名の念をば送りたいと思います。

ではまた😘


☆おまけ☆
昨夜開演前の腹ごしらえはこちらを。
郷土料理治部煮と地酒♡
鴨肉はあまり得意ではないのですが、とっても美味しく頂けました!







心震える歌曲の夜!②

東京は梅雨が明けました٩(^‿^)۶

皆さま、こんにちは!
連日のゲリラ豪雨や雹、雷に突風など、何かと怖いお天気が続いています。
また、暑さのせいか、私の周りでは体調を崩してしまう方もチラホラ。
身体の声に耳を澄まして、暑い季節を元気に乗り切りたいものですね!!



さて今日は、前回のブログでご紹介したコンサート【ACCORD】についての続編を少し。

本プログラムを終えて出演者の皆さんが揃って出てこられ、アンコールに一曲、ということに。
演奏曲は夢みたものは

やられました。
完全にハートをもっていかれた感じ。
お三方の素晴らしいハーモニーに目から水が、鼻からもみ(以下省略)。



皆さまはこの曲をご存知でしょうか?
立原道造さんの詩に木下牧子さんが曲をつけた合唱曲です。
ソロ用の譜面もあります。
【参考音源 (女声三部合唱)】

https://youtu.be/wHPbMBZjeaY



私がこの曲を初めて聞いたのは中学一年生の時。大麻東中学校合唱部の女声三部合唱でした。


この曲の美しい音と言葉が、やわらかい風のように私の周りを吹き抜けていったような感覚を、今でもはっきりと覚えています。


当時の大麻東中は佐藤美由紀先生がご指導なさっていて、中学生の素直な響きの声を伸びやかに引き出し、かつ日本語の発音の美しさが際立つ、素敵な団体でした。

今だからなおさら、その凄さが分かります😮😮😮


この曲がずっと好きで、聴くたび、口遊むたび、本当に心が震えるように、身体の中の何かが細かく振動し、熱を持ちます。

私を幸せにしてくれる言葉と音楽を、大切にしていきたいと思います。




この曲も"いつかコンサートで歌いたいリスト"に入っております♡


ではまた😘












心震える歌曲の夜!

昨夜の感動が冷めやらない、ソプラノ 倉本絵里です!皆さま、おはようございます!

さて、私が何度もこのブログで『楽しみ〜♫』と書いておりました昨夜のコンサートはこちらでした💁


ACCORD
英・仏・独の歌曲を集めて


昨年のムジカーザ・魔笛 http://soprano-kuramotoeri.blog.jp/archives/11253991.html にて、ダブルキャストとして夜の女王をご一緒していた大武彩子ちゃんがご出演、ということはもちろん、歌曲大好きの私にとって涎が出るような素敵なプログラム。
ということで、お知らせをいただいてから直ぐ、スケジュール帳に書き込みました。_φ(^ - ^ )

プログラムはこちら。

皆さん、語学が堪能なことは経歴からもちろん分かるのですが、そこに自信や経験、希望や野心が息づいていて、ひとつとして飽きることのない音楽でした。
息遣いにも解釈が見て取れて、オペラを見ているような曲も。
感激。感動。そして感謝。

まだまだ書きたいことがあるのですが、今日はこのあたりで。

ではまた〜😘