皆さま、こんばんは!ソプラノ 倉本絵里です!

東京も暑いですが我が故郷・北海道もここ数日記録的な暑さとなっていて心配が尽きません。
水分補給・体温調整・室温調整、そして何よりしっかり食べて良く眠る、を一緒に心がけてまいりましょう!




さて、2023年9月30日土曜日 ①13:30開演/②17:00開演(倉本絵里の出演は②のみ)のIAW主催 オペラ《カルメン》のお稽古が着々と進んでおります。
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昨日は①13:30組の粗通しが行われました。
※粗通し(アラドオシ):立ち稽古がひととおり済んだ段階で行われる、作品の流れを把握・整理するために行う一幕から終幕まで通す稽古

私は②17:00組なので降り番。(=粗通しには参加せず、見学)
カルメンの有名な序曲からスタートし、歌手たちの歌声が続く…

ふとお稽古場の入口を見るとキラキラした瞳がいくつもこちらを覗いていました。
昨日のお稽古場は入口が全面ガラスのドアで、施設を利用していた子供がひとり、ふたりと音に誘われてやってきてドアに張り付くように稽古を見ていたのです。

素敵な光景だな、と感じました。

子どもたちにしてみたら 『大人がお遊戯をしている』くらいに見えていたかもしれません。
でも、音と声に誘われて、寝転がったり踊ったりして何やら大人たちがやっているぞ、なんだか面白そうだぞ、と興味を示している。
こういうことが、オペラに限らずあらゆる芸術を守り、育て、そして繋げていく小さな、でも価値ある一歩なのではないでしょうか。


それと同時に私が思ったことはいつもどんなタイプの公演・演奏に臨む時でも肝に銘じていること。
『この一回がお客様が観る・聴く最後のオペラ/ライブのクラシック音楽になるかもしれない。だから全力で、誠実に、命をかけて歌おう。お客様の心に、良くても悪くても、ナニカを残せるように。』

お稽古の時、芝居や楽譜や沢山のダメ出しに気を取られてついつい忘れがちになってしまうけれど、いつどこでキラキラした瞳が私を見ているか分からないのだから、このひと声にもっと矜持を持って稽古に挑まなければならないな、と思いました。

アツイオトナ、やるじゃん!
これがオペラか、なんかイイかも!
そういう気持ち、そういうチャンスをキラキラの瞳で見つめる人たちに贈れるように。




そんな私がミカエラデビューを果たすIAW主催 オペラ《カルメン》はチケット絶賛発売中!
IAWオリジナルの【濃縮カット版】上演でオペラに馴染みのない方でもお気軽にお楽しみいただけると思います。
チケットのご用命は是非、倉本絵里まで!
ブログのDM・コメントで承っております。
よろしくお願い申し上げます




IAW主催公演

G.ビゼー作曲 オペラ《カルメン》


日時:2023930日土曜日

1330分開演

  17時開演(倉本絵里は17時開演回のみに出演


場所:四谷区民ホール

(東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」2番出口 徒歩5分)


チケット:

P 10,000円/S 9,000円/A 8,000円/B 7,000円/C  6,000




演出:三浦安浩

演奏:コセフィルオペラバンド(リーダー:巨瀬励起(pf)


出演

ダブルキャストは1330分回/17時開演回の順に記載※

カルメン  チョン・ウォルソン(田月仙)

ドン・ホセ  上本訓久/青栁素晴

エスカミーリョ  今井俊輔

ミカエラ  城田佐和子/倉本絵里

フラスキータ  白砂智子

メルセデス  高階ちひろ

ダンカイロ  豊島雅弘

レメンダート  野村京右

スニガ  片沼慎

アンサンブル  ムーンライト他



振付・演出助手  三浦奈綾

照明  矢口雅敏

衣装  坂井田操

ヘアメイク  濱野由美子

舞台監督  近藤元

字幕  升水弘之

宣伝美術  指宿玲子

総監督  太田慎一