2024年01月

必要な時に少量を、こまめに!

皆さま、こんにちは!
今回の旅の思い出をご紹介します!
ではどうぞ〜😘

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☆新幹線に乗る時はいつもワクワク


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☆旅公演の時はついつい欲張って食べ過ぎて胃に負担がかかりがち。不調とまではいかないけれど身体のどこかに違和感があるとパフォーマンスの質が下がりやすい傾向にあるわたし。今回は“食事は必要な時に少量を、こまめに”をスローガンにしました!





今回の公演ツアーでは【待機日】というものがありました。簡単にいえば公演がないお休みの日です。スタッフさんと仕込担当のキャストさんは次の学校へ行って公演の舞台設営をする日でした。いつもありがとうございます!

そんな待機日。
東京と宝塚を行き来しながらお仕事をしている大学院の後輩ちゃんにダメ元でお声がけしてみたら十数年ぶりの嬉しい再会を果たすことができました。(超多忙のなか時間を作ってくれてありがとう!!)


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☆後輩ちゃんに『宝塚にいらした方はみんなここで写真を撮ります!』と言われて撮ってもらった一枚


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☆英国風のカフェでイングリッシュマフィンのモーニングとロイヤルミルクティーをいただきながら楽しくおしゃべり。このボリュームでも有名な〈イングリッシュ ブレックファスト〉よりはボリューム少なめだそう。スローガン大切。


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☆タルトやスコーンが美味しいお店です!と後輩ちゃん。お土産に持たせていただきました。ありがとう〜。
ホテルの部屋のテレビで放映していた〈タカラヅカ・スカイ・ステージ〉というチャンネルを観ながら美味しくいただきました。テレビの電源を入れると国営放送より先にこのchが映るのがお国柄ならぬさすがお土地柄、と思いました。※スコーンは翌日の朝食に。スローガン大切。


前々日のG.P.(ゲーペー/最終総稽古)、そして前日の公演で身体が冷え切っていたのと、文字通り【待機する日】であって、遠出をして怪我をしたり想定外の事故に巻き込まれて帰って来られなくなったりしてはいけません。
後輩ちゃんのおかげでココロが元気いっぱいになった後は宝塚大劇場を眺めに行き、あとはホテルのお部屋でゆっくりと過ごしました。
おかげで翌日の公演には体調万全で臨むことができました。

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☆これがかの有名な花のみち!

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☆美しい佇まいの宝塚ホテル


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☆花のみちにすみれの花のタイル


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☆伝統ある宝塚歌劇場!


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☆歌劇場の中のお土産屋さんや大劇場入口も見られて満足。

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☆花のみちには本物のすみれも植っていました。そしてかの有名な歌の石碑も発見。
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☆花のみちのおわりから阪急電車を気の済むまで眺めていました。青空に映える車体のカラー。いいですね〜。好きです〜。


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☆待機日のお夕飯は【きつねのひとくち】さんの焼きいなり。“役決まり”…。あやかれますように!(切実)

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☆濃いめの緑茶で美味しくいただきました!個人的には青唐辛子の佃煮がおすすめ。そんなに辛くなくてサッパリといただけました。
※栄養面に配慮しつつスローガンを大切に。野菜ジュースなどは適宜摂取。

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☆秋の巡回公演とはまた違う座組。新しい発見・刺激がありました。皆さま、ありがとうございました!

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☆全公演を無事に終えた帰りの新幹線。食べてみたかった551蓬莱の肉まんを。(在来線との乗換え時間ギリギリで買えました)皮のもちもちが好きですね〜。スローガンはどこはやら、二個ともペロリと平らげて自宅までのエネルギー補給完了、といったところでした!





















心を作品に入れて!

皆さま、こんにちは!ソプラノ 倉本絵里です!
先週は文化庁の文化芸術による子供育成推進事業のうち、巡回公演事業の追加公演として京都府と兵庫県の小学校でオペラ《てかがみ》の武田カヨ役を務めてまいりました。

今なお余震が続き被災された多くの方が不自由で心細い日々を送っていらっしゃる能登半島地震に加え、29年前の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の発生日が公演ツアーに含まれていたこともあり、命の儚さとそれ故の尊さ・愛おしさ、生き続けることの苦しさと力強さに深くふかく思いを馳せる公演となりました。

小雪が舞うような寒さの中、冷える体育館でしっかりと鑑賞してくれた生徒さんたち、そして素晴らしい指導を行ってくださった先生たちに感謝すると共に、今この時だからこそ《てかがみ》という作品に何かを感じてくれていたらいいな、と思います。



公演前に生徒さんに向けてご挨拶なさった校長先生の言葉がとても素敵でしたので抜粋ですがご紹介させていただきます。

皆さんの今ある命は、
家族と一緒に暮らしているその幸せは、
当たり前のものではなく、
もしかしたら一瞬で失われてしまうものかもしれないということを先の地震や平和学習、そして1.17集会で学びましたね。
この《てかがみ》という作品もきっと
皆さんが勉強してきたことと繋がるはずです。
是非、自分の心を作品の中に入れて、
皆んなでこの劇を作り上げてください。
劇は演じる人だけが作るものではなく、
観ている人も何かを感じて
一緒に作り上げるものです。

​あぁ音楽を生で(ライブで/Liveで)体験することの本質だな、とつくづく思いました。
これがその場にいる人しか体感することのできない『空気のうねり』なのではないか、と。

観てくださる方が心を作品に投じられるように、演奏する私は、
作品を読み解き、
稽古場で出来うる限りのチャレンジをし、
共演者たちと目的を共有して演じる。
いつでもパフォーマンスをブラッシュアップさせていかなければならないと強く感じました。




次のカヨさんとの再会がいつになるのかは分かりません。でもその時が来たらまた新しい私としてカヨさんと作品と向き合いたいと思います。
また会う日まで!
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☆設定が1945年夏ですので、冬の体育館の寒さが堪える衣装。カイロをおなかと背中に貼って出番ギリギリまでコートとレッグウォーマーが手放せませんでした。
歌っている最中に自分の腕を見ると鳥肌がブワーッと立っていたり、自分や相手役の息が白く可視化できるほどで「加湿器みたいだな」などと思ったのもいい思い出です 笑



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☆共演者にも「見ているだけで寒くなる」と言わしめたカヨさんの浴衣姿。

秋と違うところはつけまつ毛をつけていただいてちょっとパッチリお目目なところです!(アイラインを引く作業の短縮だそうです 笑)












早い気がする!

皆さま、おはようございます!ソプラノ 倉本絵里です!

タイトルのとおり、早いな〜と感じることが立て続けに起こりました。
皆さまもそのように感じることが最近ありましたか?
プラスに感じることも、あまりプラスではないことも、感じられる状況に自分の心と体があるということに感謝したいと思います。
有難いことです!

今日から《てかがみ》の旅に出発です。
健康で、安全に、作品が語りかけるナニカを伝えてきたいです。
ではまた😘




早い気がする①!
先週あたりから鼻水がタラーっと。喉も痛くないし熱もない。
これは、、、まさか、、、。
花粉?!?!
早く来たら早くいなくなってくれるんでしょうね?!いやーーーーん!


早い気がする②
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乙女椿が開いていました。
良く見てみると陽当たりのいいところのつぼみがひとつふたつ、開いているようです。
いくら暖冬とはいえ、、、。
早い気がします!
(でも今年もとても可愛らしくって見つけられて嬉しかった♫)


早い気がする!③
昨年2月のhitaruオペラプロジェクト《フィガロの結婚》でご一緒したバリトン 門間信樹さん(アルマヴィーヴァ伯爵を素晴らしく演じられていました!)と再会!
2024年1月19日金曜日 19:30から札幌にて、コーヒーをいただきながら楽しめるリサイタルを開催なさるそうです。素敵なセットリストですのでお近くの皆さま、ぜひ!!
詳しくはこちら↓


あのフィガロからもうすぐ一年が経つなんて、、、。
とーーーーーっても早い気がする!笑






















お正月の思い出 in 2024!

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☆新宿 花園神社での初詣☆
あけましておめでとうございます
本年もソプラノ倉本絵里・ピアニスト巨瀨励起をよろしくお願い申し上げます!


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☆常温☆
最寄駅の自動販売機に常温の飲み物が!!
これは私にとって嬉しいニュース。
(試しに買ってみましたが冬ということもあり少し冷たくはありましたが【つめた〜い】よりは断然飲みやすかったです)


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☆アイスクリーム【ヴィエネッタ】☆
私の中ではロッテのチョコパイに比肩する高級おやつ。相変わらず甘くてパリパリで幸せな気持ちになりました。

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☆2024年もこのカレンダーと共に☆

大好きなcocoちゃんのカレンダーを眺めて2024年も毎日できるだけ笑顔で過ごしたいです。
小さな幸せを見逃さないように。全てのことが有難いことだということを忘れないように!


ではまた😘















一年の始まりに

皆さま、こんにちは。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます、ソプラノ 倉本絵里です。

令和6年 能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
また羽田空港での旅客機事故に遭われた皆さまにも心よりお見舞いを申し上げます。

新しい一年が始まり心晴れやかに初詣を済ませた数時間後に北陸での地震のニュースを知り、大変に動揺しておりました。
その二日前、ずっと仲良くしてくれている大学の同期と会った際に『お正月は金沢に旅行に行く』と聞いていたからです。
幸運なことに友人家族は被災したものの無事で、数日後に自宅に戻ったことも報告してくれました。

例年と変わりなく『また来年!』と言って別れたのに、こんなにも呆気なく叶わぬ約束になるかもしれなかった。それがこんなに恐ろしいことだなんて。

自然災害や戦争や事件が起こり、その報道やSNSでの情報に触れるたびに、そういうことは自分にも起こりうるのだと分かっている“つもり”になっていた自分自身に腹が立ちましたし、とても恥ずかしく思いました。
映像や写真でそこに数時間前まであったものがなくなった様子、燃え尽きてしまった様子を見て心が抉られました。

数日後に私は文化庁の学校巡回公演で《てかがみ》の武田カヨを再び演じます。


帰りを待つ人の心を思うと
胸が震えます
朝日に手を合わせ祈ることは
ひとつ
名もなき花一輪に願うことは
ひとつ

座るべき人がいない食卓に込み上げる
寂しさを想像できますか?
もう座ってくれない座布団にぶつける悔しさを
分かってもらえますか?


私はこの言葉をしっかりと歌わなければ、伝えなければなりません。
やれるのか?と自問する日々ですが、やらなければなりません。
カヨさんは最後に歌います。


きっと明日も
愛する人の姿をかがみは映す
明日を信じることが
できる


傷つき震える誰かに直接歌いかけることはできなくても、
この言葉が、祈りが、信念が、
ひとりでも多くの人に届いて、それが別の誰かに何かの形で繋がっていくように。


たとえちっぽけなことだとしても私はわたしができることをしようと思います。

ではまた。