皆さま、こんばんは!ソプラノ 倉本絵里です!

先週木曜の夜から風邪を引いてしまいました。気をつけてはいたのですが朝夕の空気の冷たさに身体がビックリしてしまったようです。
幸いにもお薬の服用・うがい・吸入、ゆっくり休む・消化の良い温かい栄養のある食べ物を食べる・お水をたくさん飲む、という対応で回復しております。

世界に目を向ければ寒さと飢え、暴力への恐怖に震え眠れない日々を過ごす方が今日もたくさんいらっしゃるのですから、いまの自分をかたちづくるもの全てに感謝しなければなりませんね。
11月も真摯に、明るく(とてもネガティヴ思考なのでこれはなかなか難しい)、健康に歩いていこうと思います!





さて。

近ごろ私がハマっているYouTubeチャンネルがあります。それがこちら↓

第9回 静岡国際オペラコンクール公式HPはこちら→https://www.suac.ac.jp/opera/


このコンクールを、リアルタイムで観ることは難しいのですが、第一次予選からずっと追いかけております。第一次予選には予備審査(音源審査)を通過した世界11カ国57名が出場、その中から16名が第二次予選に進んでいます。(11/1本日と11/2が二次予選日です)

二次はオペラコンクールらしく(でも世界中でこのコンクールだけなのでは無いでしょうか?)、応募要項で指定のあるオペラのロール(役柄)の中から一つを選び全て暗譜で準備、一次審査通過後に審査員から指定された部分を歌って審査されます。
アリアだけではなく、自分の選んだ役が歌う全ての部分が対象となるのです。重唱部分が指定されれば、一人でその部分を歌います。

ただ歌えるだけでは不足なのです。
そのロールがその場面でどのような状況に置かれ、何を訴えているのかを理解し表出できているかを審査されている。
自分の今の声で表現できるロールを分かっているか、将来どのような歌手になっていきたいのかなども審査員たちは見ているのではないかと考えてしまいます。

これはとても難しいことです。
でも、これができる人が、真にオペラ歌手と
言えるのですよね。




自分より若く、才能溢れる歌手たちの歌唱と挑戦を観戦(鑑賞よりもこちらの表現の方が適している気がします。熱い!)できるのは嬉しいことです。

私がまだ大学生だった遠いとおい昔、どうしてもこのコンクールを観たくて、でもお金はかけられなかったので片道3時間強かけて浜松まで行って帰ってきたのは良い思い出です。
ホールの席に座っているより電車に揺られている時間の方が長かった。さすがにおしりが痛かった。笑

それが今や、コーヒーを片手に、あるいはベッドに横になりながら、自宅で、好きな時間に観られるのですから本当にありがたいです。(本当なら現地に聴きに行きたい。鰻も餃子も食べたい

ちなみに、私は他の国際コンクールなどもチェックして観戦しています。
自分に馴染みのないオペラ作品や知らない歌曲などに触れること、一次予選から聞いていると戦略のようなものが見えてきて、この上なく楽しいです。オススメ!

ではまた😘